Case 01

やりたいことは全てチャレンジし、自分の視野を広げたい 2016年ミスユニバース日本代表 中沢沙理の「CICCA」

2016/08/22
歯学部に通う学生でありながら、2016年ミスユニバース日本代表に選出された中沢沙理さん。文武両道を成し遂げる中沢さんに、学業とその他の活動を両立させるコツなどを伺いました。

ボランティア経験がきっかけで、医療の世界へ

― まず、歯学を勉強しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

高校時代にベトナムやカンボジアなどに医療ボランティアへ行っていて。そこでは、孤児院や産婦人科を訪問したり、水上生活をしている人々の暮らしを見学させていただいたりしていたんです。そうした経験もあって、医療分野だと直接的に人と関わることができると思っていました。医療分野といってもいろいろありますが、人の顔は一番初めに見る場所でもあり、歯の印象を大切にしたいという思いから歯学部に入りました。

― 学生をされながら、ミスユニバースに応募されたきっかけなどはありますか。

モデル活動自体は高校生の時からさせていただいていて、大学生になってからも学業の合間をぬってさせていただいていました。そんななかで、ミスニユニバースの地方大会の方にお声がけしていただいて。元々ミスニユニバースに憧れていたこともあり、エントリーしました。

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― では、大学進学時に地元の滋賀から上京されたのですか。

そうです。関西から上京してくる友人が少なく、ホームシックになった時期もありました。滋賀では自然に囲まれてのんびりと過ごしていましたし、何より家族の支えが大きかったので。上京してから、家族にたくさん支えられていたということに気がつきました。最初の3年くらいはすごく滋賀に帰りたかったのですが、ミスユニバース日本代表に選んでいただいてからは、いろいろな新しい世界を体験できていて、最近は東京での生活もとても楽しいです。

勉強とミスユニバースの活動は、どちらも欠かせないもの

― 現在、ミスユニバース日本代表としてはどのような活動をされているのですか。

世界大会に向けて、ジムで身体を鍛えたり、英会話やヘアメイクのレッスンを受けています。今後はウォーキングやスピーチのレッスンも始まる予定で、外見だけでなく、様々なところからトレーニングをしているといった感じです。元々、体力には自信があったのですが、今はパーソナルトレーナーの方に付いていただいて、今までとは全然違う筋肉の使い方を教えてもらったりと、新しい発見がたくさんあります。

― そうした活動と、学業の両立は大変ではないですか。

昼間は学校へ行き、夜はトレーニングという生活は、体力的にしんどいと思うこともありますが、自分がやりたかったことなので、精神的なしんどさは感じたことがありません。大学自体も時間的に自由度の高い大学ではないので、ミスユニバースの活動と両立するか迷ったこともありましたが、勉強とミスユニバースの活動どちらも私にとって軸となるものなので、どちらかが欠けてしまうのは違うのではと思っています。

勉強だけの人にはなりたくなかった

― まさに文武両道! どうしたら中沢さんのように複数のことを両立できるのでしょうか。

私は、とても好奇心旺盛な子どもだったので、昔からやりたいことはどんどんやるようにしていました。勉強したいと思ったことは人よりも頑張りましたし、どうやったら目標にたどり着けるかを考えるようにしてきました。なので「まず目標を立てる」ということが大切だと思います。

― 目標を立てても挫折してしまう人も多いなか、そうした目標をどうやって貫いてこられたのでしょうか。

幼い頃から、新体操や水泳、ピアノ、茶道、華道など、様々な習い事をしてきて。元々負けず嫌いだったんです。今は、周りに負けたくないという気持ちではなく、自分に負けたくないという気持ちで活動しています。やはり、歯学部に通いながらミスユニバースの活動をしている人はいないので、どちらの活動も諦めたくないなと思っています。

― 幼い頃からの積み重ねが今も活きているとのことですが、影響を受けた人などはいますか。

様々な習い事をしていくなかでもらったアドバイスに影響を受けました。あとは、小学校の卒業式で一人ひとり今後の目標を発表するのですが、私は「文武両道を目指す」と発表したのが思い出深く残っています。その頃から、勉強だけの人にはなりたくなかったんです。今後、年を重ねると何かを同時に進めることが難しくなるので、今も悩んだりはしますが、中途半端にならないように進めていきたいですね。

どんなに忙しくてもリラックスタイムを大切に

― 忙しい生活のなかで、オンとオフのメリハリをつけるコツなどはありますか。

今年は丸一日お休みが取れる日は、一日もないのですが、リラックスできるときはリラックするように心がけています。たとえ、15~20分でも、一日のなかで周りの音に左右されない時間を設けることを大切にしています。

― 具体的にはどのようにリラックスタイムを過ごしているのですか。

運動が好きなので、ジムでトレーニングすることも気分転換になりますし、半身浴でたくさん汗をかいてリフレッシュしたりもしています。あと、最近はカフェが併設されている本屋さんが多いので、そうしたところへ散歩感覚で行って、ミスユニバース関連からそうでない本まで1時間ほど読んだりしていますね。そうした時間をつくることで、モチベーションを上げる時と、リラックスする時のメリハリをつけています。それと、気持ちがどうしてもへこんでしまう日もあるのですが、そんな日は、次の日に持ち越さないよう、寝て忘れるようにしています(笑) ちょっとした考え方ひとつで、気持ちが変わってくると思いますよ。

歯学以外もきっとお仕事につながってくる

― 今後の展望としては、どのような目標を持たれているのですか。

医療の勉強をしているので、それを活かした活動をしていきたいと考えています。例えば、健康と美容はつながっているので、より専門的な知識をお届けできればと思っています。専門的な知識のある人の方が設得力があると思いますし、新しい分野にもどんどん挑戦していきたいと思います。また、ミスユニバースの活動はチャリティ活動にも関わることができるので、そうした活動にも力を入れ、自分にできることの範囲を広げていきたいです。あとは、大学を卒業して、一人前の歯科医になることが両親への一番の恩返しだと思っているので、そちらも頑張りたいと思います。

― では最後に、中沢さんと同じように歯学を学ばれている学生にメッセージをお願いします。

医療という分野は、どうしても視野が狭くなりがちですが、学生のうちはもっと広いところをみて、やりたいことをやったほうが良いと思います。歯学だけでなく、趣味でやっていることもきっと仕事につながってくると思うので。もちろん私自身もそうでありたいし、他の歯学部生にもそうであって欲しいです。また、学生のうちは、なかなか社会での勉強はできないので、自主的にどんどん学んでいきましょう。

このインタビューに答えた人

中沢沙理

1995年滋賀県生まれ。東京都内の大学に通いながら、2016年ミスユニバース日本代表に選出される。現在は世界大会にむけ、様々なトレーニングを行い、日本人女性の素晴らしさを世界に広める活動を行う。
公式ブログ

[ライター/松島由佳(Concent) カメラマン/本藤太郎]

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