Case 04

「綺麗な歯は、素敵な笑顔を作る」美人歯科医 吉田聡美の「CICCA」

2016/08/22
豊島区東長崎にあるモアナ歯科にて院長をされている吉田聡美先生。美人歯科医としてメディアにも取り上げられ、タレントとしても活躍する吉田先生に、歯科医としてのやりがいや、学生達へのアドバイスをお伺いしました。

歯科医になったきっかけは「人を綺麗にしたい」という気持ち

― 吉田先生が歯科医師を目指したきっかけはなんですか?

小さいころから細かい作業をするのが大好きだったんです。例えばお裁縫とか。なので、手先の器用さを活かした仕事につきたいという想いがありました。また、両親が小児科を開業しているので、医療の仕事というのが子供の頃から身近にあったのも大きいですね。一時期は美容師になりたいと考えていた時期もあったのですが、そのときの「人を綺麗にしたい」という気持ちが、数ある医療関係の仕事の中でも“歯を美しくする”手助けができる「歯科医」を選択するきっかけになったのかもしれません。

― 学生時代はどんな生活をしていましたか?

私が通っていた大学は地方にあったので、周囲に遊ぶところがあまりなかったんですよ。なので遊びに出かけることも少なく、進級試験や国家試験を目指して勉強ばかりしていました。でもそれは、そんなに悪いことでもなくて、仲のいいお友達のお家に行って泊まり込みで勉強したりするのはとても楽しかったです。高校のころまでは門限があったので、初めての一人暮らしはそれだけで楽しかったですね。料理を練習して友達が来たときに食べてもらったりとか、遊び場が少ない分、お友達との時間は密に過ごせたと思います。

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― 歯科医院で働いていてやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?

治療が終わったあとも通ってくれる患者さんがいると嬉しいですね。痛いところがなくなってからも、定期的に検診に来てくれると、口内環境を整えることの大切さを知ってもらえたんだと思って嬉しくなります。

― 自分の伝えたい想いがちゃんと伝わる、というのは嬉しいですよね

特に嬉しかったのは、家族で通うようになってくださった患者様ですね。最初はお子さんの治療だけだったのですが、親御さんにも気に入って頂いて、お母様だけでも診療にいらっしゃるようになりました。そうしたら今度は旦那様、おじいちゃん、おばあちゃんと、どんどん輪が広がっていって(笑) 休日には家族総出でご来院いただくたこともあります。

無意識に人の歯をみてしまう

― プライベートの生活で、思わず歯科医の癖が出てしまうことはありますか?

人の顔を見る時に、目ではなくて思わず口元を見てしまいます。(笑)無意識に歯並びや歯の状態を見てしまうんですね。気になる部分があると、遠回しにアドバイスをしたり、「何か最近歯のことで気になっていることはない?」と聞いてしまったりとか。

― 吉田先生のご主人も歯科医だと伺っておりますが、ご夫婦での会話でもそんな癖が出ることはあるのでしょうか?

ありますね(笑)一緒にテレビを観ているとき、出演している方の歯の状態について話したりとか。「この人がもう少しここの歯が綺麗だったらいいのに」といった会話ですね。逆に歯が綺麗な人が映ったときは「きっと良い歯医者さんに診てもらってるんだろうね」と話したりします。

― では、ご主人と家で仕事の話をすることもありますか?

もちろん相談をすることもありますが、なるべくお互いにしないようにしています。職場が一緒なので、家でも仕事の話をすると息苦しいですしね。仕事は仕事、家庭は家庭ときっぱりメリハリをつけるようにしています。

白い歯は、顔の印象をぐっと良くする大事な要素

― 最近は治療や診療だけでなく、ホワイトニングの依頼も増えてると聞きましたが、いかがでしょうか。

増えていますね。以前は若い女性がほとんどだったのですが、最近は老若男女問わずご依頼があります。先日も、70代の女性や、50代の男性がいらっしゃって。それだけホワイトニングの知名度が増してきているのでしょう。顔は目が大事われ言いますが、歯は笑ったときに顔をしめる割合も大きいですし、みなさんが想像している以上に顔の印象を決める大きなポイントになっていると思いますよ。

― 「芸能人は歯が命」と昔のCMでも言っていましたしね。

歯が綺麗になると、笑顔にも自信がもてるようになります。そうすれば、気持ちも前向きになって、さらに素敵な笑顔が見れるんじゃないかな? と私は考えています。

― 笑顔をつくる仕事、というわけですね。

歯を白くみせる技術は、ホワイトニング以外にもあるんですよ。ホワイトニングは、差し歯や詰め物には効果がないため、そこだけどうしても色が変えられないという弱点があります。その弱点をカバーするのが「ティースマニキュア」という技術です。これは歯にのせるマニキュアのようなもので、一時的に差し歯を含む歯を白くできるんです。

― そんな技術があるんですね!

歯のお化粧のようなものだと思っていただければ分かりやすいです。一時的なものなので、結婚式だとか、成人式のような特別な日におすすめしています。写真うつりがとても綺麗になるので、大切な思い出を美しく残すことができるんです。私のクリニックがテレビで紹介された際にこの「ティースマニキュア」も取り上げられたので、そこで知られた方が結婚式のために遠方からいらっしゃることもたくさんあります。

― 人生の特別な瞬間を支えられるというのは素敵なことですね。

歯科医を目指す若者たちへ

― 歯科医を目指す学生の方に何かアドバイスはありますか?

学生の頃、歯科に直接関係のない座学は「どうしてこんなことを必死に勉強しなきゃいけないんだろう」って思ったこともありました。でも、実際働いてみると、歯の治療の場合でも全身の状態を知っていたほうが適切な診療が出来ます。なので、お口の勉強以外のこともきちんと勉強してほしいです。

学生の時は座学ばかりで、臨床に行って学ぶ時間はそれほど多くないと思います。そんな少ない時間で学ぼうとすると、先生の技術にばかり目が行ってしまいますよね。でも、実際に働くようになると、患者様とコミュニケーションをとること、気持ちを分かり合うこともとても大切になります。たとえ技術があっても、コミュニケーション不足で患者様に不安感を与えてしまうのは一人前の歯科医とはいえません。なので、実習で臨床を見る機会があれば、手先だけではなく、先生が患者様にどんなお声がけをしているかにも注目するようにしてほしいです。

― 吉田先生の今後の目標や夢をお聞かせ願えますか?

歯医者さんに対して「怖い」というイメージを持っているひとは少なくないかと思います。そのイメージを少しでも解消したい、というのが今の目標です。痛みの症状が出てから治療をすると、大きい治療になり回数も多くなってしまいます。でも、定期的に検診に来ていれば、簡単に治療ですむ事が多いです。そうすれば、「怖い」というイメージも和らぐでしょうし、綺麗な歯になるため、という前向きな意識で歯医者に来てもらえるのではないかと思います。身体の健康診断と同じくらい、歯科の定期検診を広めることが今の夢、ですかね。

― では最後に、歯科医を目指す若者にメッセージをお願いします。

知識や技術ももちろん大切ですが、患者様と心を通わせる事もとても大切です。歯科医過剰時代と言われていますが、とてもやりがいのある楽しい仕事なので、みなさんも頑張ってくださいね。

このインタビューに答えた人

吉田聡美

北海道札幌市生まれ。松本歯科大学卒業後、神奈川歯科大学にて臨床研修終了。都内歯科クリニック勤務を経て、2013年10月、埼玉県川口市にてモアナ歯科をクリニック開業。翌年、東京都足立区に竹ノ塚医院、さいたま市南区に武蔵浦和医院をオープン。2016年6月に東京都豊島区に分院をオープンし院長を務め現在に至る。
> 吉田聡美オフィシャルブログ
> モアナ歯科医院HP

[ライター/今井辰実(Concent) カメラマン/本藤太郎]

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